2008年7月23日 (水)

暖色系に癒される

B1B2B3色柄が満載だった春夏に変わり、この秋冬は落ち着いた色が主流となりますが、そんな中でもぬくもりのある暖色系が登場します。パープル系やモスグリーンなど。特にノスタルジックなニットやファーなど。タートルネックやストールなどネック周りのアクセントは必須。ニット帽も出てきます。グラディエーター風のカラーシューズに同系色のタイツで合わせてもステキ☆

(@Bluebell Japan 2008-09 A/W 展示会)

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2008年7月22日 (火)

JFW インターナショナル・ファッションフェア

I1jpgI3繊研新聞社が主催するIFF(インターナショナル・ファッション・フェア)が、今回からJFW(東京発日本ファッションウィーク)の連携事業となり、JFW インターナショナル・ファッションフェア(JFW-IFF)に。

I4_2I5先週、東京ビッグサイトで開催されました。出展ブース1185という大規模の展示会です。海外からは、香港のブースが大型で出展、イタリアからは、「メードインイタリー100%」のブース、アルゼンチンやスウェーデンなどのブランドもお目見え。ファッションでは、秋冬のトレンド主力となるニットやファー物が多く見られました。ロングカーデやポンチョ、ケープなどぬくもりあるものでフォークロア調に仕上げていたり。この夏のトレンドのボヘミアンスタイルから進化した感じ。

I6I2特に今回の展示会で印象的だったのは、雑貨を中心とした小物。ファッションでもニットやファー物が目立ったのと同じで、ぬくもりあるクラフト感覚だったり、あたたかさを感じる色や素材の小物です。人気のAKA INTERNATIONALをはじめ、素敵な靴も多かったです。ルームシューズから考えられた外でもはけるシューズは、旅行にも最適。カラフルな色使いのレインブーツやファーのフードがついたブーツなど、キュートなアイテムがたくさん。オーストラリア発の「emu AUSTRALIA(エミュ・オーストラリア)」のブーツも発見☆

P1P2P3pocket shop RUN&RUN
癒された小物がこちら。ポケット屋と言われる「pocket shop RUN&RUN」と言うブランドです。全てひとつひとつ手作りの小さなポケットは、ブローチのようにアクセサリーとして使える物になっているのです。凄くカワイイ♪私も個人的にオーダーしてしまいました☆デザイナーの當間耕太さんが手がけており、夢をいっぱい詰め込んだ「ポケットブローチ」。オートクチュール仕立て服を以前、つくっていただけに、とてもこまかくてキレイ。女性服は80年代以降、ポケットがない服ばかりになり、それに対して不便に感じる人も多かったので、そこに着目したそうです。先日、ポケットがなくて、名刺ケースを紛失したweep私にとってかなり納得の商品でしたwink

SS210 SWEDISH DESIGNERS
1970年代にスタートしたスウェーデン発のテキスタイルブランド「10スウィディッシュデザイナース」。ブランド設立時は10人のデザイナーによってつくられましたが、現在は3人だそう。スウェーデン国内にとどまらず、NYのMOMA美術館のショップでも紹介されています。鮮やかな色彩と力強いパターンに惹かれます。

Sim1jpgSim2Simsim(シムシム)
以前から私もチェックしているブランド「Simsim(シムシム)」。デザイナーの桑山聖子さんとは偶然にもLOOPE繋がり。様々な色の羊毛を手のひらでクルクルと混ぜ合わせ、フェルトジュエリーを丁寧につくっています。とにかく、身につけているのを忘れてしまうほど、軽い!そしてデザートみたいにスウィートでキュートなアクセです。

C1C2Coquette(コケット)
以前、取材でもパンダバッグを取り上げさせて頂いた、林きょうこさんがデザインする「Coqutte(コケット)」。ユニークでキュートなバッグはワクワク気分にさせてくれます。職人の手によって丁寧に作られたぬくもりあるファンシーなアイテムはぜひチェックしてみてください。
オールアバウト「STYLE STORE」でも販売しています~☆

H1jpgH2Wah Wing
30年の歴史を持つ、羽を使った香港のブランド。ニワトリやピーコックなど様々なリアルフェザーのボレロやコサージュ、アクセなどがインパクトを放ちます。

SpoomSpoom(スプーム)
オランダ発「Spoom(スプーム)」も人気です。1990年からスタートし、コート、ジャケット類のアウターが中心でしたが、アイテムも広がってきました。スポーティなビニールコーティングのコートやブルゾンはトレンド感いっぱい。元気がもらえそうなイエローが今シーズンのキーカラーだそう。3月にカナダコレクションに一緒に行った、バイヤーの岩澤さんにブースで会え、カナダ話で盛り上がりました♪

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2008年7月16日 (水)

WWDジャパン編集長&伊藤操氏のトークイベント行って来ました!

B1「WWDジャパン」の山室一幸編集長と、元「ハーパース・バザー日本版」誌編集長でファッションジャーナリストの伊藤操氏のトークイベントが開催されました。「NYクリエイティブクルーズ」と名付けた全5回シリーズの第1回目。主催団体であるバンタン・広報のN様からご連絡をいただき、私も行ってきました。

NYファッションがなぜ今世界中から注目され、これほど盛り上がっているのか。山室氏のこのテーマからトークは始まりました。世界中から様々な人種が集まる街だからこそのNYクリエイション。リアルクローズが支持されるニューヨーカー志向。ヨーロッパよりも若手デザイナーが活躍する場が多い懐の深さ。いずれも私もNYで実際に感じていたことです。

NYコレクションブランドはショーに登場した服をそのまま街に着ていけるデザインが多いのです。着られる服=売れる服。アメリカがファッションをビジネスとしてしっかり考えている証拠です。4大コレクションはそれぞれにスタイルや役割が異なりますが、このような形でNYコレの特質を説明してもらえるのは、多くの来場者にとって参考になったことでしょう。

東京とNYの違いに関する話もありました。

例に挙げられたのがデザイナーオーディション番組「プロジェクト・ランウェイ」。厳しいバトルで勝ち残った優勝デザイナーに、CFDA(米国ファッション協議会)からの支援があったり、デザイナーとして今後活躍する場を与えてくれたりなど、日本では望みにくい支援態勢です。

NYではファッションがビジネスとして広く認知されていて、ニュースや新聞にも大きく取り上げられます。ファッションウィークの期間中はテレビのニュース番組でもショーの話題が伝えられます。NYに比べれば、日本ではファッションはまだまだニュースとして報じられる機会が少ないと感じます。

WWDはアメリカで100年続いているファッション業界紙です。マンハッタンの繁華街では街のベンダー(屋台のようなショップ)でも販売されています。山室編集長ご自身による「WWDジャパンはファッション誌の東スポ」という例えも面白かったです。

伊藤氏の9.11米同時テロ後のNYコレクションのお話は心に残りました。私は9.11の日に仕事でNYへ行く予定になっていたので、第一報を聞いて衝撃を受けたことを今でも忘れられません。

テロ後のニューヨーカーのたくましさ。ファッションにできること=世の中を明るくする。美しさを発信し、人々の気持ちを豊かに幸せにできること。私もテロの後、NYへ行ったときに同じ事を感じました。

9.11テロでNYコレが中止になったとき、直後のミラノコレクションでは様々なメゾンがコレクション内容を急遽変更し、「Peace」とうたったコレクションを発表したのも印象的でした。ファッションは人々を幸せにしたり、元気にしたり、パワーを与える力を持つのだということを証明した格好でした。

「ジャーナリズムとは何か?」というお話も聞けました。

ジャーナリズム=エンターテインメント。コミュニケーション力(言葉)が大事。自分の言葉で取材し、文章を書く。真実を伝え、嘘を付かない。宣伝や広告と本質的に違うところです。

言葉の力、メディアの力について責任を持つ大切さも語られました。最近目にするブログやネット掲示板での言いたい放題とは違うということです。ただし、ネットでの表現は今後ますます重要視されるというお話もありました。

ネットで執筆している私にとっても、大先輩のお話は、とても勉強になりました。身の引き締まる思いのする、貴重な会でした。

B2伊藤氏の著書『私をみつけて』もこれからしっかり読ませていただくつもりです。1980年代のNYファッション業界を舞台にした、華やかで切ないラブストーリーだそうです。

バンタン・広報のN様や役員の方をはじめ、今回のセミナーで私のブログやサイトをよく見てくださっている人が何名かいらっしゃってくれたのも、とても嬉しかったです。ありがとうございました。これからもエンターテインメント感覚の楽しいファッションを伝えていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

~関連記事~

NYコレクションに見るアジア系デザイナーの台頭
http://mediasabor.jp/2008/03/2008ny.html

プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20070716A/

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2008年7月 3日 (木)

Jason Wu(ジェイソン・ウー)来日☆

Jason12006年2月にデビューしたばかりですが、NYのアジア系デザイナーとして注目されているJason Wu(ジェイソン・ウー)氏(右から2番目)が来日、インタビューさせて頂きましたkaraoke(写真はブランドニュースの首藤社長と)ナルシソ・ロドリゲスの元でも経験を持ちました。まだ25歳という若さとは裏腹にクラシック&モダンなドレスやディテールの凝ったデザインのアイテムには心を奪われます。ランチをしながら、たくさんお話を聞くことが出来ました。16歳の頃からIntegrity Toysという人形のデザインとプロデュースもやっているそう。インタビュー掲載はまた後日報告しますのでお楽しみに~shine

Jason Wu
http://www.jasonwustudio.com/

Integrity Toys
http://www.integritytoys.com/jason.html

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2008年6月29日 (日)

秋注目。上から下まで全身単色☆

S1S2S3jpgS4

春夏のバイカラー合わせからガラリと変化する次の秋冬。頭の先から爪先まで、全てワントーンカラーで統一するコーディネート。帽子、バッグ、グローブ、タイツ、靴、全て同色。お目立ちカラー「赤」に続いて、ベリー系ピンク、グリーン、ロイヤルブルーなどもキーカラーです。(ちなみに4番目の写真はNY発「Rodarte(ロダルテ)」のニットドレス。ワントーンカラーではないですが美しいので☆「現代のシャネル」と呼び名が高いブランドです)

(@SALOTTO 2008-09 A/W 展示会)

~関連記事~

インパクト放つ「レッド」
http://fashionbible.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_87dd.html

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2008年6月20日 (金)

Boutique 13 Treize

B1B2青山の骨董通りにある、「BOUTIQUE aoyama」がリニューアルし、オープニングへ。明日から「Boutique 13 Treize」に生まれ変わります☆2階にある、1点物のドラマティックなドレス類やヴィンテージ物、雑貨やソープなど素敵なアイテムに釘付け~eyeribbon今後も要チェックですshine

Boutique 13 Treize
http://www.bannerbarrett.biz/

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2008年6月19日 (木)

秋注目BAG。捻りの利いた素材とフォルム

B1B2B3春夏のカラフルバッグからガラリと変わり、秋冬バッグは、クラシカルでゴージャスbag!エキゾチックレザーや、レザー加工が施されたり、アーティなフォルムだったり……。クラッチやボストンなどレトロなシルエットは引き続き人気。素材や形に捻りを感じさせる物に注目です。

(@Be&D 2008-09 A/W 展示会)

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2008年6月10日 (火)

インパクト放つ「レッド」

R1R2jpgR3次の秋冬トレンドでは、頭の先から爪先まで、全てワントーンカラーで統一するコーディネートが浮上。展示会でのお目立ち色はダントツ「赤」。このところ、バイカラーや柄on柄の合わせなど高度テクニックが必要でしたが、ある意味、簡単でわかりやすいですね。それでいてかなりのインパクトribbon

(@DESIGNWORKS concept store 2008-09 A/W 展示会)
(@CHARLES JOURDAN 2008-09 A/W 展示会)

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2008年6月 9日 (月)

秋注目。マニッシュ&エレガンス

P1P2P3jpgP4jpg

この秋は、柄物は減り、ダークカラーorワントーンカラーが増えてきます。スタイルでは、メンズ感覚のアイテム=マニッシュ。もしくは上品で優雅なエレガントなアイテムの対極に。レザーやファーは昨年よりも注目度が高くなりそう。

(@Neil Barrett 2008-09 A/W 展示会)
(@Catherine Malandrino 2008-09 A/W 展示会)

~関連記事~

秋トレンド早わかりキーワード
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20080525A/

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2008年6月 8日 (日)

キラキラ&カラフル

I1I2ミッキーマウスの形をしたデジタルオーディオプレーヤー「Mplayer」にスワロフスキーが施された「Mplayer スワロフスキーモデル」。アクセサリー感覚でキュートですね~ring

http://www.iriver.co.jp/estore/mplayer_swaro.php

I3カラフルなスニーカーも今季は大人気。Reebokのヴィヴィトカラーに注目。こんなスニーカーなら履いてみたくなりますfoot

(@ifca 2008-09 A/W 展示会)

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2008年6月 7日 (土)

Odette é Odile(オデット エ オディール)

A2A4A6甘さや柔らかさの中に、毒っ気を加えた、二面性を堪能する……そんなテーマでシューズコレクションを魅せてくれた、「Odette é Odil(オデット エ オディール)」(UNITED ARROWS)@表参道GYREの4階のSMOKE BAR & GRILL。シューズを中心に、バッグ、アクセ、ウエアなどトータルで展開。

A3A5A1NYのソーホーにあるショップ「Kiki de Montparnasse (キキ・ドゥ・モンパルナス)」をイメージしたシューズも発見☆店内もNYの「Kiki de Montparnasse」の雰囲気に似ててステキshine
本日は、一般公開されていますのでお時間ある方はぜひ~happy01

普段のSMOKE BAR & GRILLはこんな感じ

Odette é Odile UNITED ARROWS
http://www.odette-e-odile.jp/

Kiki de Montparnasse
http://www.kikidm.com/shop/store.php

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2008年6月 2日 (月)

「PROPAGANDA(プロパガンダ)」本日オープン!

P1P2P3仲良しのゆみでびるさんが、企画(レディース)されている「PROPAGANDA(プロパガンダ)」というブランドのショップが本日オープンしました!アンダーウェアからスタートしたブランドだそうです。スポーティ&キュートなアンダーウェアをはじめ、ポロシャツ、Tシャツ、バッグなどが爽やかで清々しいshine。メンズとレディース両方揃います。
オープニングの様子ゆみでびるさんのブログに掲載されています~happy01heart04

PROPAGANDA
東京都渋谷区神宮前6-9-9 AVENIR2F
http://www.propaganda-web.com/

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2008年6月 1日 (日)

「VOGUE NIPPON」編集長、伊勢丹社長、ボッテガ・ヴェネタ社長の講演@FT Business of Luxury Summit 2008

S1先日のブログでも書きましたが、「フィナンシャル・タイムズ」主催の「FT Business of Luxury Summit 2008」が開催されたので、行って来ました。(出席したのは、29日の午前の部です)

S2jpgLVMHのマネージングディレクターのToni Belloni氏のお話から始まりました。今後の戦略を語る中で出た、「このビジネスはサーフィンと同じである」というくだりが印象的でした。サーフィンに適した大波(ビッグウェーブ)に乗るのと同じように、タイミングをうまく使うことや、バランスが大事だという例えです。

その後は、ボッテガ・ヴェネタ社長、アクアスキュータム社長、ノキアの超高級携帯ブランド「Vertu」社長が登壇。それぞれに異なるブランド戦略を披露してくれました。

コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン社長で「VOGUE NIPPON」編集長の斎藤和弘氏と、伊勢丹の武藤信一社長のディスカッションを聞くことができました。ファッションビジネスに最も通じたお2人だけに、中身の濃いお話でした。

テーマは「日本の消費者は何を望んでいるか」。高級ブランド品の売り上げが横ばい状況にある中、日本の消費者たちは新たな購買動向について何を決め手としているのか。こういった状況下で最も有効なコミュニケーション戦略は何か?などでした。

■ボッテガ・ヴェネタ社長 Patrizio di Maro氏のお話

1960~70年代のボッテガ・ヴェネタはエレガントで洗練され、映画「アメリカンジゴロ」にも取り上げられていたブランドだった。でも、7年前の2001年は、ロゴがそこら中に氾濫し、エレガンスとは対極のげんなりするような商品になってしまいました。

日本では55カ所以上で販売され、そこら中の平場で積み上げられていました。かつての高級ブランドの面影はなく、会社の財政そのものも傾いてしまいました。

でも、この7年の間に事情は大きく変わりました。ボッテガ・ヴェネタはエレガンスでラグジュアリーなブランドとしての評価を取り戻したのです。その決め手は、ロゴをなくし、スローガンを「あなたのイニシャルで充分です」にした事。バッグや服はあくまでアクセサリーであり、個人を際立たせるツールにすぎず、あくまでも個人が重要だということを意味します。

最高の職人による完全な手作業で作ります。50~100個ほどしか作らない限定モデルにし、エレガンスとラグジュアリーを商品に詰めこんでいます。

革製品だけでなく、ライフスタイル全体のブランドに発展してきました。デザイナーのトーマス・マイヤーが就任して、さらに進化しました。

このような取り組みが日本でも受け入れられました。ここ数年、日本では自分らしさを出したいという人が増えています。日本人は本当にいい物、必要な物を選ぶようになりました。

成熟した厳しい目を持ち、知識を持つ日本人に認められた。そこに、今のボッテガの成功があるのです。

日本の消費者は情報量が豊富で、細かい見識を持った人が多い。大変厳しいマーケットである日本で成功すれば、他国でも必ず成功するはずです。そういった点でも日本がラグジュアリー市場において、最終的なモデルになると言えるでしょう。

■伊勢丹の武藤社長のお話

伊勢丹では昔は、ハイエンドのブティックを作り、その中でお客様とのコミュケーションを重ねてきました。しかし、今の伊勢丹1階のバッグやシューズ売り場からもわかるように、ハイエンド・ブランドの垣根をなくし、平場の中で展開しています。

すべてのブランドを一緒にミックスして並べても、いい物はきちんと売れていく。それは、消費者が厳しい目を持っていて、知識もあるからなのです。

1990年代前半の厳しい日本経済の中、おかしな現象が起きました。当時の20代の人たちが先頭に立ってハイエンドブランドを消費していたのです。

しかし、今の20代はまったく逆。昨年の11月頃から景気が厳しくなっている中、最初に反応したのが20代だったそうです。20代が最も早く買い物をセーブしました。20年間で20代の消費感覚がガラリと変わったのです。

何かを積極的に取り入れるより、保守的なのです。生まれた時からモノにあふれた中で育ってきた人たちだからでしょう。

若い人向け、大人向けなどの年齢や世代で線引きするのではなく、これからは家族構成で考えることも大切です。20代でもハイエンドブランドを母親や祖母の世代から買ってもらう場合もある。だから、単に年齢別でターゲットを絞ってはいけないのです。

(男女間の消費者像の違いに関する質問に対して)もちろん女性の方が大きいでしょう。だが、伊勢丹メンズ館からもわかるように、男性マーケットが広がってきた。メンズ館のフレグランスマーケットは女性に比べシェアが大きい。男の人が女性とコミュニケーションを取る際、男臭い嫌な匂いを理由に最初から拒絶されるのを避けるために使うことが多いようです。

ラグジュアリーブランドがこれだけ厳しい中、なぜ日本では売れているのか。それは単にブランド力ではなく、本当にいい物が売れているという事。日本人は昔から「職人」という職業を理解して、高い尊敬の目を向けてきたので、本当にいい物に関して目利きがあります。フェラガモが長い間、コンスタントに売れ続けてる理由もここにあるわけです。

■「VOGUE NIPPON」の斎藤編集長のお話

1990年代の20代女性は、何でも知りたいと考え、いろいろな事にチャレンジしていました。ブランドに関してもロゴマニアというよりは、ヘビーロイヤルカスタマーという感じでした。

そのころの女性たちは40歳になりました。ブランドを知り尽くし、本当によい物、パーソナルな物を求めています。その結果、そういったブランドが支持されるようになりました。

ところが、今のアラウンド25歳は生まれたときからブランドに囲まれているので、考え方が違います。ロゴ物はあり得ない。ブランドの価値も自分にとって大切かをきちんと考えます。

(男女間の消費者像の違いに関する質問に対して)圧倒的にラグジュアリーブランドは女性に支持されています。もちろん、男性も徐々に増え始めています。

女性は職業は選べても企業を選べない時代がありました。でも、男女雇用機会均等法ができて、女性も企業が選びやすくなりました。「自由」を手に入れたのです。

そうなると、人生の選択技が増えてくるので、日本の女性はジャッジをするようになりました。高校を卒業した後、大学に行くか、行かないか。就職するか、しないか。結婚するか、しないか。子供を産むか、産まないか。すべて自分でジャッジするわけです。

男性は高校を出て、大学に行って、就職して、結婚してという「ルール」がある中、女性はジャッジをしないと、成功していかないのです。

要するに消費はジャッジなのです。買うか買わないか、好きか嫌いか。自分で決める。だから、商品をよく見るのです。

ラグジュアリーブランドビジネスについての斎藤編集長のお話もご参考に。

FT Business of Luxury Summit 2008
http://www.ftbusinessofluxury.com/home.asp

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2008年5月27日 (火)

バッグは軽くて丈夫なモノへ

Bag1Bag2ハードなレザーバッグから軽めのものへ人気が移行しています。ボストン系やスポーツテイストまで様々。「GRYSON」のデザイナー、ジョン・グライソン氏が旦那さまと一緒に立ち上げたバッグブランド「OLIVIA HARRIS(オリビア・ハリス)」からもキュートなボストン系バッグが登場、手に抱えて持っても◎。

Bag3軽量なナイロンバッグでおしゃれなデザインはNYトライベッカ発「nizoni(ニゾーニ)」のもの。「軽い・丈夫・機能的・きちんと感」を兼ね備えたバッグです。その他にも秋は久しぶりに斜め掛けのショルダーバッグやポシェットも復活の兆し。

(2008-09 A/W 展示会)

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2008年5月26日 (月)

秋注目アイテム。ロングカーデ

Z2M1ナチュリラ気分の肩肘張らないスタイルが人気。それにメンズエッセンスを加味した、ロングカーディガン。ゆるい感じのザックリニットのカーディガンが引き続き、秋冬トレンドに。起毛したものから毛玉風だったり、引っ掻いたようなものだったり、さらにニットの表面加工も多様化。

(@Zadig & Voltaire 2008-09 A/W 展示会)
(@MAX&Co 2008-09 A/W 展示会)

~関連記事~

ロングニット着こなし技
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20071104A/index.htm#P1

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2008年5月22日 (木)

秋注目アイテム。ニットワンピ

K1K2K3昨年に引き続き、この秋冬はニットがトレンドランキングのトップに躍り出そう。新顔として、モヘアやカシミア混のニットワンピースが浮上。それに、コンパクトなサイズ感やマニッシュなジャケットやライダースなどシャープなもので、ピリリと引き締めて。スリーブレス・ジャケット(ベスト)やトラッド気分を盛り上げるチェック柄も要チェックです。(@KiwaSylphy 2008-09 A/W 展示会)

~関連記事~

無敵の新トラッド旋風!2008-09秋冬NYコレクション
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/closeup/CU20080215A/index.htm

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2008年5月10日 (土)

VOGUE NIPPON編集長の講演会(ラグジュアリーブランドビジネス)

V1ラグジュアリーブランドビジネスについてのイベントにご招待いただき、お邪魔してきました。こちらは、ファッション関係者や業界紙、雑誌社のほかに、選ばれたブロガーの人たちも数人参加していました。

V0002イギリスの「フィナンシャル・タイムズ」ジャパン主催のイベントです。同紙は世界屈指の権威ある経済紙です。アメリカのウォールストリートジャーナル、日本の日本経済新聞と並び称されています。

銀座のブルガリ8Fレストランが会場。わずか20人ほどの会でしたので、ゲストスピーカーである「VOGUE NIPPON」編集長の斎藤和弘氏のお話を間近でたくさん聞くことができました。

斎藤氏のお話で印象的だったのは、同誌の中の広告約100ページのうち、ページの前に来れば来るほどポジショニングが高い(スーパーブランド)という意識は、今の東京・銀座に進出するブランド企業の狙いに通じるという点でした。

銀座にお店をオープンすることにより、ラグジュアリーブランドの一員であるということが証明できる。1坪26万円もする銀座で利益が出なくても出店することで広告と同じ効果を得られるわけです。自分たちのポジショニングを証明するだけで大成功というわけです。

銀座でブランド品を買う人たちの約10~20%が中国人ではないかという指摘にも、ハッとさせられました。言われてみれば、確かに、中国系とおぼしきグループが銀座のラグジュアリーショップ内でお買い物している姿をよく見かけます。実際、ラグジュアリーブランドではないですが、かつて私が「アナ スイ」表参道店の店長をしていたときも中国系の人がたくさん買っていってくれました。

NYコレクションや先日のカナダコレクションに行ったときに、中国のバイイングパワーが急激に強まっているのを感じました。ランウェイを取り巻く中国人バイヤーが多かったことや、その数が増えていることを、ここ数シーズン、はっきり感じます。

さらに食のお話もありました。2007年秋に発売された「ミシュラン」には、和食とフレンチばかりが掲載されていると、一部からは言われているそうですが、この本のおかげで、中国人観光客はこの本に載った店に押し寄せているそうです。実際、斎藤氏が恵比寿のロブションや六本木の高級和食店に行ったときも、半分以上のお客さんが中国系だったというお話でした。

この話には私もすごく納得しました。以前、六本木の「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」に行ったとき、カウンター席背後のテーブル席に中国系の団体がいたのを強烈に覚えています。中華料理店のようにテーブルを囲み、賑やかに食事。観光帰りと思われるTシャツ&ジーンズのラフな格好のままで。さすがにこの時は、「ちょっと……」という気がしましたが…happy02

とにかく、今、中国のマーケットは熱い。中国の人たちは日本でもブランド品をたくさん買っていく。斎藤氏の視点はグローバルに広がっています。

日本では、バブル期は上から下までワンブランドで固めるのがオシャレの鉄則でした。でも、今のアラウンド25歳の人たちは、生まれたときから周りにブランドがたくさんある中で育ってきているので、その中から自分に合う物を選びます。

例えば、シャネルのバッグにアバクロのTシャツで合わせたりなどの「ミックス&マッチ」が当たり前。

NYでファッショニスタといわれる人たちも、ヴィンテージ(古着)とハイブランドのミックス着こなしが上手です。

そんな中、銀座にこの秋オープンする「H&M」や「アバクロ」は、銀座の中での「ミックス&マッチ」を生む可能性があります。

買い手の志向がこう変わってくると、ラグジュアリーブランドはヘビーロイヤルユーザーだけに特別なアプローチを仕掛けていかなければならなくなりそうです。こういった斎藤氏の読み解きはスリリングでもあり、予言のようでもあります。でも、実際に半年、1年後にはその通りの現実が生まれていくのでしょう。こうした賢人のメッセージを今の時点で聞けるのは、先を読む必要のあるビジネスパーソン、クリエイターには価値が大きいことでしょう。

斎藤氏の考えでは、このヘビーロイヤルユーザー向けマーケットで勝ち残れれば、5~10年後に中国・ロシアで勝ち残れるということです。

今回の講演会の主催者である「フィナンシャル・タイムズ」主催の「FT Business of Luxury Summit 2008」が5月28日~30日まで東京で開催されます。今年で4年目を迎えるイベントです。こちらでは、世界中のハイブランドのトップ層、企業の意志決定者、投資家が一堂に会します。

LVMHのマネージング・ディレクター、ステラ・マッカートニー社長、ボッテガ・ヴェネタ社長をはじめ、日本からは斎藤編集長のほか、伊勢丹の武藤社長、セオリーの佐々木社長、森ビルの森社長とそうそうたる顔ぶれです。

最高の情報を手に入れるためには最高の価格というのが当然なのでしょうね(参加費を見て目が真ん丸になりました…eyesweat01)。
興味がある方は、こちらをご覧下さい。

http://www.ftbusinessofluxury.com/images/contentpage/ft1-6.pdf

フィナンシャル・タイムズ
http://www.ft.com

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2008年5月 3日 (土)

LULU FROST(ルル・フロスト)デザイナー来日!

L1L2NYの人気アクセサリーブランド「LULU FROST(ルル・フロスト)」は、以前、記事でも取り上げたブランド。NYの歴史のあるホテルの一つ、「プラザホテル」で使われていたルームナンバー表示をペンダントヘッドに使った斬新な発想で、一躍話題になりました。このたび、デザイナーのリサ・サルツァーさんが、来日し、本日、バーニーズ ニューヨーク新宿店でコレクションをお披露目。

L3実は、バーニーズのプレス小池さんからも今回のデザイナー来日のご連絡をいただいていたのですが、そのときはスケジュールの都合で行けるかどうか未定だったのです。。。しかし、偶然にも先日、私の尊敬するNY在住のコラムニストの黒部エリさんより連絡が入り、黒部さんがリサさんとお友達で、たまたま日本にいらっしゃっているということで、ちょっと行けそうな時間帯だったので、行って来ました☆(写真はデザイナーのリサさんと)
ヴィンテージのパーツを使って作られたアイテムは絶品!欲しいものがたくさんありましたhappy02!バーニーズだけの限定品もあります。プレスの小池さんも本日はお客様と同様に来店、どれを買おうか真剣に選ばれておりました、ステキshine。それだけ、女性のハートをくすぐるものばかりなのです。19世紀のビンテージのパーツなどもあり、興奮!お客様も大勢来店し、盛り上がっていました。

「ルル・フロスト」に関しては、講談社モウラ「New Yorkトレンド素敵にななめ読み」でも、黒部エリさんが詳しく執筆されていらっしゃいます。こちらのコーナーでは、NYの最新情報がいっぱいで私もよくチェックしているオススメサイト。ブルックリン美術館での村上隆回顧展「© MURAKAMI」や、ミラ・ジョヴォヴィッチのことなど話題情報が満載なのでぜひご覧になってみてください。(左側のINDEXに格納されています)

New Yorkトレンド素敵にななめ読み

http://newyork-trend.moura.jp/?p=26

その後、黒部さんと講談社エディターのTさんと3人でお茶を。盛り上がりました~楽しかった~bleah

明日と明後日も「ルル・フロスト」イベント開催!
5月4日(日) バーニーズ ニューヨーク横浜店1F  
5月5日(月) バーニーズ ニューヨーク銀座店1F 

バーニーズのイベント詳細はこちら。
http://www.barneys.co.jp/topics/080424_03.html 

~関連記事~

LULU FROST(ルル・フロスト)に関してはこちらもご覧下さい。
http://allabout.co.jp/fashion/nyfashion/subject/msubsub_lulu6.htm

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2008年4月28日 (月)

BREE

B1B2B31970年創業のドイツ発バッグ&トラベルラゲッジブランド「BREE(ブリー)」の新作発表会が先週ありました。「BREE」といえば、ヌメ革シリーズで、ドイツブランドには欠かせない、丁寧で確かな物作りがイメージ。さらにミニマルなデザインが人気です。

B4jpgB5B6ガラリと変わった商品も登場するようです。カラフルシリーズやコロンとした愛らしいフォルムのものまで。このチェンジはピンクの紙袋でもわかります。

サイトを見ると色々なデザインがありました☆革の手入れの仕方も丁寧に記されています。

BREE
http://www.breejp.com/

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2008年4月27日 (日)

カラフルトレンドにマッチ

S1S2今シーズンのトレンド「カラフル」にピッタリが、香港発の「SHANGHAI TANG(シャンハイ・タン)」。中国のエスプリをモダンに、そしてラグジュアリーにアレンジしたスタイルのブランド。日本では銀座店だけしかないのでかなり貴重です。2008-09秋冬コレクション展示会では、新フォルムのドレスなども登場。「福」をテーマに通貨柄をグラフィカルに表現したり遊びゴコロいっぱい。

S3jpgS4

ホームウエアや雑貨もステキなものがたくさんあります~club

SHANGHAI TANG
http://www.shanghaitang.com/shanghaitang/

~関連記事~

中国モチーフを上品アレンジ 上海灘の粋
http://waga.nikkei.co.jp/house/interior.aspx?i=MMWAa2003016112007

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2008年4月23日 (水)

メリノウールと次世代デザイナーによる作品

オーストラリア・メリノウールの輸出200周年を記念してスタートした「ウールマーク・プロテジェ・プロジェクト」。ウールと関わりの深いカール・ラガーフェルド、ドナテラ・ヴェルサーチ、カルバン・クラインのフランシスコ・コスタ、 ポール・スミス、さらにVOGUE ITALY編集長のフランカ・ソッツァーニが、才能溢れる若手デザイナー5人を選出し、ウールを使用してコレクションを創作、発表しました。
昨日、展覧会に行って来ました@L'ECLAIREUR TOKYO 2F。
W01■カール・ラガーフェルド推薦
~JEAN-PIERRE BRAGANZA(ジャン ピエール ブラガンザ)~

ロンドン生まれ。名門セント・マーチン校卒業後は、ローランド・ムーレもとで経験。2004年にロンドン・ファッションウィークでデビュー。