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2006年1月22日 (日)

(2005/5/26) コシノジュンコ氏と細川隆一郎氏

コシノジュンコ氏のご自宅にお招きを受けて行って来ました。東京・青山の骨董通り沿いにある「JUNKO KOSHINO」の旗艦店が入っているビルの最上階のペントハウスがコシノ氏邸です。

 以前、テレビのワイドショーで確かタレント・杉本彩がレポートしていたコーナー「マダムに会いたい」で見て、素晴らしいご自宅ということは知っていました。ビルの最上階のワンフロア全部がお家です。

 足を踏み入れてみると、住居というよりもギャラリー(画廊)のようでした。フロアの中央部は吹き抜けの中庭になっていて、中庭を囲むガラス越しに、部屋の中から空を見上げることができます。窓は天井から床まで全面ガラス。青山、六本木の町並みを見下ろしながらワインを味わっていると、まるで映画の主人公のようです。

 北京で終わったばかりのファッションショーのお話を聞きながら、軽くワインを飲んだ後、北青山の会員制ホテル「uraku(ウラク) AOYAMA」のレストランへ。

 そこで、政治評論家・細川隆一郎氏とご一緒に6人でディナーとなりました。細川氏は86歳にはとても見えないお元気さ。背筋がピンと伸びて姿勢がよく、お話もユーモアたっぷりです。しかもファッショナブル。この日は「JUNKO KOSHINO」の若草色のチャイナスーツに、赤い「プーマ」のスニーカーを合わせた粋なコーディネートでした。

 コシノ氏と細川氏は長いお付き合いだそうで、中国の歴史や文化の話で盛り上がっていました。横で聞いていてとても感動しました。

 コシノ氏によれば、海外ではデザイナーが大統領や首相と一緒にほかの国を公式訪問するそうです。ニューヨークでもテレビや新聞のニュースでしょっちゅうファッションが取り上げられています。ファッションはビジネスとしても文化としてもきちんと評価されているのです。

 コシノ氏が米国ミュージカル界最高の賞、トニー賞にノミネートされたことは歴史的な快挙です。6月5日の授賞式が今から楽しみです。この日は私にとってはこの上なく勉強になったと同時に、生涯の財産となった一日でした。

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