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2006年1月22日 (日)

(2005/3/7) 銀座に「ユニクロ」?

カジュアルウエア店「ユニクロ」で知られるファーストリテイリングが2005年秋、東京・銀座に大型店「ユニクロプラス」をオープンさせると発表しました。靴専門店のワシントン靴店が銀座4丁目の一等地に持つビルの地上部分、1~9階を借りるそうです。

 「ユニクロプラス」は通常の「ユニクロ」の店舗の2、3倍という巨大な売り場面積を持つ大型店です。2004年10月に大阪・心斎橋に開いた第1号店に続き、大人向けファッションの激戦地、銀座で足場を築こうという狙いがあるようです。

 「ユニクロ」で買い物はしませんが、別に「ユニクロ」を嫌っているわけでもありません。ただ、「銀座=ユニクロ」というイメージはどうもピンと来ません。「イメージアップのために何が何でもギンザに店を出すんだ」という考え方はちょっと古くないでしょうか。

 ファーストリテイリングのデザインが変わってきたといわれます。しばらく前にはアンディ・ウォーホルやキース・ヘリングの版画をプリントしたTシャツがヒットしました。

 同社のデザイン再生のキーパーソンとなっているのが小林広幸執行役員。「ヨウジヤマモト」のパタンナーを長く務め、パリコレクションでの経験も豊富です。「ヨウジヤマモト」での経験を買われて、2003年秋に移籍してきました。

 「ユニクロ」のメンズ商品はすべて小林氏のチェックを経て商品化されているそうです。優れたデザインの商品が増えるのは大歓迎です。ただ、できたら、もっとチャレンジ精神があって若いデザイナーにチャンスを与えてほしいものです。「ユニクロ」の服に不足しているのは、「勇気」のような気がします。

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