(2005/2/16) 「アナ・スイ」のショー
ニューヨークの友人、ジョイから電子メールが来ました。彼女はアナ・スイ社でインターンとして働いています。実は私は昨年の今の時期はニューヨークに住んでいました。私もアナ・スイ社のデザインチームでインターンとして働いていました。
もちろんファッションショーの時期はショーの準備とバックステージの仕事も手伝いました。そういえば、ここ6年間は毎年、今の時期はニューヨークで「アナ・スイ」のショーを見ていましたが、今回は残念ながら、仕事関係で日本に居なくてはいけなくなり、ショーを見に行くことができませんでした。
ジョイは今回もバックステージを手伝い、興奮状態で「Rie, When will you come back again!?」とメールを送ってくれました。バックステージは動物園のような状態で、モデルや有名人が出入りし、カメラマンがものすごい勢いでフラッシュをたいていたそうです。
私も昨年はその場所で興奮状態でした。以前は日本からファッションショーを見に行っていた立場だったので、バックステージの凄まじさはわかりませんでしたが、とにかくスピード感が凄いです。モデルさん達の着替えはほんの数秒です。ナオミ・キャンベルやマリアカルラ・ボスコーヌらのトップモデルが全裸で居ますが、完璧ボディなので、まるでマネキンのよう。裸でも違和感ナシです。
たった15分くらいのショーですが、準備に莫大な時間と費用を費やします。皆で頑張り、終わった後は感動のあまり、皆で抱き合いました。今回の「アナ・スイ」のショーは早速、インターネットで見ました。ナオミは健在でした。
今回のショーはルイーズ・ニーベルソンという、米国の彫刻家からインスパイアされた内容だそうです。印象的だったのは、何といってもターコイズカラーです。ターコイズとビビットなピンクやパープルやブラウンをミックスした幾何学模様のワンピースは素敵でした。「アナ・スイ」お得意のエンパイアドレスにペンダントネックレスをジャラジャラ着けた感じもさすがでした。
そのほか、オレンジやゴールドカラーや幾何学模様のタイツや頭にスカーフをバブーシュカ(ロシアの農婦が使うスカーフ)風に巻いた感じも新鮮でした。以前働いていた会社だけに思いがあるので、今回も素敵なショーを見せてくれてハッピーな気持ちでいっぱいです。
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